兵庫県のナースが教える!『アラサーナース情報室』

2023年11月15日

看護師が患者の褥瘡を予防するためにできること

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看護師は、患者の褥瘡を予防するための対策もしなければいけない仕事です。患者の褥瘡を予防するために重要なことは、患者が長時間同じ体勢にならないように気をつけることです。体勢が長時間変化しないと、体の特定の部分だけに圧力が加わり続けるので、褥瘡の原因となることがあります。

看護師が患者の褥瘡を予防するためにできることは、体勢を定期的に変えてあげることです。寝たきりの状態の患者の場合には、自分の力だけで体勢を変えることができないこともあるので、看護をしている人の手助けが必要です。

患者の体格によっては、体勢を変えるために体力が必要になることもあります。一人で体勢を変えることができない場合には、複数の人が協力して体勢を変えた方が患者にとっても安全です。患者によっては、体にかかる圧力を分散することができる器具を使用した方が良いこともあります。

体圧を分散するために使われることが多いのはマットレスです。体圧を分散することができる性能が高いマットレスならば、患者がベッドの上で長時間横になっていても、特定の場所だけに強い圧力がかかりにくくなります。こうしたタイプのマットレスは、全国各地の病院で使用されています。

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