兵庫県のナースが教える!『アラサーナース情報室』

2023年11月02日

障がいを持つ子供の学校生活をサポート

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痰の吸引や胃ろうなど、医療的なサポートが必要な子供は特別支援学校に通うことも多いですが、近年では一般的な学校に入学して健常者のクラスメイトと一緒に学ぶケースも増えています。障がいのある子供と健常者である子供と同じ教室で学び、時間を共に過ごすことは障がいのある子供にとっては同級生の友達ができることに繋がり、健常者の子供にとっては障がいについて考えたり、マイノリティーを意識したりと、様々な学びを得ることが可能な生きた教育として注目されています。

ですが、障がいを持つ子供は授業中や給食の時にサポートが必要なため、多くの子供はその親が付き添うことになり、送迎も重なると親の負担が増して体力的にも精神的にもしんどい、という方も少なくありません。そこで求められるのが学校で医療サポートを行う看護師で、親の代わりに障がいのある子供の医療サポートや健康管理、担任などの教師に対するアドバイスや指導などが主な業務となっています。

親の負担を軽減し、子供が安心して学校生活を送るためのサポートを行うやりがいのある仕事ですが、障がいの程度によっては責任もより重大ですので、経験や知識が豊富で子供と関わることが好きな方に向いている職業です。

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